たくさんの母の「卒母」体験談が詰まったリアルな1冊
卆母のススメ/西原理恵子さん＋卒母ーズ を読んで 私もきちんと卒母しているのか、まだできていないのか考えました
「卒母」という言葉が印象的な、西原理恵子さんの
「卒母のススメ」
西原さんの本なので、中はマンガになっているのかなと思いますよね？！
それが、違うのです。
「卒母のススメ」は、新聞に載っていたみなさんの体験談が詰まったリアルな心がこもった本でした。
（帯にちゃんとリアル体験談と書いてありました。）
卒母のススメはリアルで心にしみる体験談
リアル体験談の「卒母のススメ」。
なんと毎日新聞の募集で寄せられた体験談集なのです。
毎日新聞を読んでらっしゃる方は、読んだことがあるかもしれませんね。
募集されたときの文章は
「卒母のススメ」募ります
娘が16歳となり、母親卒業を決めた西原理恵子さん。
卒母って必要？いつするの？といった意見や体験談、卒母後の夢を寄せてください。
「夫が子供返りして卒母できない」などの厳しい現実も歓迎毎日新聞2017年6月14日「卒母のススメ」募集告知紙面より
～卒母のススメ～
この告知紙面から、卒母したみなさんや、これから卒母するみなさんの意見や体験談があり、新聞に掲載。
それをまとめたものがこの「卒母のススメ」なのです。
、最初は、下宿を始めた息子の話。
「自分で行動できない」「いつもぼーっとしている」息子が、下宿を始めて、引っ越して数日はパニックで電話があったけど数日経ったぷっつりと連絡がなくなった。
最終的に、高校生の娘が大学生になったら完全に卒母して旅行に行きたい。
という内容。
我が家にも一人暮らしを始めた家では何もできなかった息子がいたので、「わかる・・」と心の中でつぶやきながら読みました。
最初は電話やラインをしていた息子も、2週間が過ぎるころには週1回短いメッセージがあるぐらい・・
ここで同じような体験談がある「卒母のススメ」に、完全に心つかまれました。
卒母のススメは全部で四章
第一章 卒母バンザイ
第二章 卒母って必要？
第三章 卒母できない
第四章 卒母したい！
卒母できて、のびのび暮らしている人
卒母はまだまだできない状態の人
卒母という言葉に違和感がある人
など、それぞれの立場から出てきた101の話が詰まっています。
たぶん、アラフォー、アラフィフ、アラカンの世代のみなさんが読んでも同じような気持ちになるのでは？
今、卒母に向かっている方、もう卒母しているよ！という方も、楽しめる内容になっています。
ぜひ、卒母ってなんだろう？卒母できるかな？と思ったら読んでみてくださいね。
西原理恵子さんについて
1964年生まれ。漫画家。「毎日かあさん」「ダーリンは72歳」ほか、著書多数あり。
西原理恵子さんの公式サイト「鳥頭の城」はこちら＞＞ （別サイトに移動します）
「こんなに抱っこしてほしがってるんだから、たまにはいいんじゃない」
というCMは「毎日、かあさん。ときどき、出前館」としてコラボしていたCMです。
CM見ると、子どもたちが小さい頃、もっと抱っこしてあげたらよかったなーと思ってしまいます。
（もう我が家は私よりみんな大きくなり、抱っこする機会すらありません・・）